約 4,792,671 件
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/1518.html
このページはこちらに移転しました 歌える奴ちょっとこ…来てください 作詞/にゅる 真っ暗くら暗闇で、迷子のぼくたち 照らしてくれる灯りが欲しいんだ 生み出された言葉は、誰かの手で音になる そしてそれを歌にするのは、他でもない君だから 僕らの道を照らしてくれよ ぼくたちはその日を待って今日もまた眠るから 涙の中に明日への扉があるというなら 君の歌声が鍵になるんだろう 手を合わせ願いながら、夜が明けるのを待ってる 朝が来たらその場所へ行くから …そして光が射し込む時を ぼくたちはあのスレで待ってる 「作曲できる」で検索したあのスレで (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/gerutena/pages/38.html
基本的に、攻略は大丈夫だけど細かい所のギミックや見逃したイベントが無いか知りたい、と言う人のためのページになります。 こちらも ゲームのネタバレが含まれます ので、閲覧にはご注意ください。 会話(ランダム要素あり) 現実の美術館でのお父さん、お母さんとの会話 ゲーム開始時の受付前にいる時は、それぞれ1パターンのみ。 なお、受付横から入ろうとした時は、ランダムで1パターンずつ。 イヴが『悪意無き??』から右隣のエリアに入ると、 両親は『悪意無き??』の前に移動し、それぞれ5パターンの会話がある。 ・お父さん ・今がじっくり観るチャンス ・この絵を観てごらん ・この絵の意味、分かるかい?(二択) ・そこの魚の絵は観たかい? ・2階には行ってみたかい? ・お母さん ・この展覧会、ずっと楽しみだったの ・作品に触っちゃダメだからね ・疲れちゃった? ・トイレは我慢しないでね ・後でアクセサリーを観に行きましょ ギャリーとの会話イベント1(イヴが倒れた後の小部屋)は全20パターン。 ・コートを渡す前 ・まだ寝ててもいいわよ? ・コートを渡した後 ・もう歩けるの? ・この部屋が近くにあって良かったわ ・読んでいる本について ・キャンディについて ・コートについて ・今日の服装について ・喉が渇いたわ ・もう美術館は懲り懲り ・他の客はどこに行ったのかしら? ・アンタって、良いとこのお嬢さんなの? ・歳はいくつ? ・アタシと会うまで一人だったのよね? ・どうやってここに来たか、あんまり覚えてないのよ ・配慮が足りなくてごめんね ・いざとなったら担いででも ・『無題』について(三択) ・……どうしたの?(三択) ・アタシの首に何かついてない?(二択) ※灰の間でギャリーがマネキンを蹴った後、イヴが張り紙をはがした ・青いバラについて ※「アタシの首に何かついてない?」の発生条件を満たさない ギャリーとの会話イベント2(スケッチブックの陽だまり)は全16パターン。 ・耳鳴りとクレヨンの匂い ・下に向かってない? ・時計が壊れちゃったわ ・足が痛くなってきたわ ・偽物の太陽について ・このまま寝ちゃいそう ・パンドラの箱について ・バラについて ・メアリーの目的について ・分かれてから何があったの? ・一人で美術館に来た理由 ・作品の一人歩きについて ・絵が動いても驚かなくなったわ ・マカロンって知ってる? ・人形がトラウマになったわ ※紫の間で脱出イベントに成功した ・ビンタ、効いたわよ ※紫の間で脱出イベントに失敗した 後ろをついてくるメアリーとの会話イベントは全19パターン。 ・後ろにつく理由 ・ギャリーはどうしてるかな? ・早く外に出たいな ・早く大人になりたいな ・お菓子が食べたいな ・人形遊びがしたいな ・友達はいる? ・友達になってくれる? ・美術館なのにお客様が来ないね ・ピエロの絵について ・お絵描きが好き ・クレヨンの味 ・自作の歌 ・バラに触らせて?(二択) ・花占いのコツ(二択) ・このスカーフ、どう思う?(二択) ・雪って知ってる?(二択) ・お父さんは好き?(二択) ・……(三択) ver1.04以降で追加された新規ダンジョン(深海の間)のクロッキーブックの部屋、 サボテンの迷路で操作キャラをギャリーに交代するとイヴに話しかける事が出来る。 どちらも全3パターンだが、イヴが直接喋る事は無い。 真ゲルテナ展での会話。 お父さん、お母さんの会話パターンは展示状況で変化する。 ・ギャリー(全7パターン) ・教えてあげた字、ちゃんと覚えてるわね? ・アンタ細いから、栄養あるもの食べなさいね ・普段はどう過ごしてるの? ・ゲルテナって、ホント色々作ってるわよね ・助けてくれた作品もいたわよね ・芸術家について ・シロアリについて ・メアリー(全7パターン) ・ドアがいっぱいあるね ・お父さん、どこにいるんだろう…… ・美術館に来るのは大人ばっかり ・イヴは、大人になったら何になりたいの? ・いつか油絵を描いてみたいな ・髪の毛について ・『無個性』について ・お父さん(全8パターン) ・ゲルテナ展はどうだい? ・あんまり芸術には詳しくないけど…… ・また今度、別の展覧会にでも行ってみようか ※『深海の世』無 ・『深海の世』について ※『深海の世』有 ・お母さん、ゲルテナ展のどこが好きなんだろう? ※『心配』無 ・『心配』について ※『心配』有 ・お母さん、珍しくはしゃいでるね ※『せきをする男』無 ・誰もいない場所から咳の音が…… ※『せきをする男』有 ・お母さん(全7パターン) ・やっぱり私、ゲルテナ好きだわ ・ゲルテナの作品って、まだまだ沢山あるらしいのよ ・作品を観てると、どんな人だったのか気になってくるわよね ・作品が怖いなら、今日は一緒に寝ましょうか ※『星と鉱石(鉱石と星)の煌めき』無 ・アクセサリーは見た? ※『星と鉱石(鉱石と星)の煌めき』有 ・お土産に絵画のレプリカはないかしら ※『指定席』無 ・『指定席』について ※『指定席』有 変化・ギミック(ランダム要素含む) かくれんぼ 部屋に初めて入る際、全3パターンからランダムで決定される。 ・パターンA:上段の左から不吉、裸婦、月 下段の左から音符、正解、手形、斬撃 ・パターンB:上段の左から正解、月、不吉 下段の左から手形、斬撃、音符、裸婦 ・パターンC:上段の左から月、手形、音符 下段の左から斬撃、裸婦、不吉、正解 なお、 ランダム実装前のバージョンではパターンAに固定されている。 『吊るされた男』 「顔を見る」の選択でまれに目が光り、ギャリーが悲鳴を上げる。会話には繋がらない。 『決別』の絵がある部屋の前の鏡 異変無しを含め全4パターン。ギャリーがマネキンを蹴っていると更に1パターン追加。 メアリーが仲間にいる状態で鏡を見ようとすると 鏡が割れてしまう 。 大きな青人形 5本のヒモが垂れてる部屋の左上の空きスペースにまれに現れる。 悟りと聞き耳がある部屋にまれに現れる(ただしすでに右の本棚二つが移動していると現れない)。 ※なお、勘違いされやすいがこの部屋に終盤現れる「知っちゃった メアリーの秘密」という文章は ランダム表示ではなく必ず毎回現れる文である。 表示される位置が画面内のやや下なため、コンコンという音が鳴っている間に移動しないと その文章を見ることはできない。 一度部屋を出た後、張り紙を確認すると再度表示される。 脱出イベント 白の絵の具玉がある部屋に初めて入る際、全4パターンからランダムで決定される。 パターンCとDは人形の配置が同じに見えるが、実際は正解とハズレの位置が異なる。 ・パターンA(最下段の人形3体が左から橙、緑、赤):上から二段目の橙が正解 ・パターンB(最下段の人形4体が左から黄、青、赤、緑):下から三段目の橙が正解 ・パターンC(最下段の人形4体が左から黄、橙、白、緑):最下段の白が正解 ・パターンD(最下段の人形4体がパターンCと同じ):下から二段目の白が正解 なお、 ランダム実装前のバージョンでは専用パターンに固定されている。 (上から二段目の白が正解、それ以外はパターンDと同じ) 単眼の微笑み セーブポイントのある広間に初めて入る際、全3パターンからランダムで決定される。 ・パターンA:下側、右から4番目、一番上(口の両端が動く) ・パターンB:上側、右から4番目、一番上(瞳孔が右に動く) ・パターンC:上側、左から3番目、真ん中(瞬きをする) 変化・ギミック(ランダム要素ナシ) 最初の美術館内(停電後) 窓の外に何か・・・ カウンターに近い方の窓を調べると窓の外に赤い液体が流れる。 窓の外に誰か・・・ 二階へあがったとき窓の前を通ると窓を人影が通る。 さらに窓を一度調べてうろつくと、向こう側から窓をばんばんと叩かれる。 その後窓を調べると誰かの手形がついている。 せきをする男 一階『精神の具現化』があるフロアである一定の場所を通るとせきをする男がせきばらいをする。 苦味の果実 『苦味の果実』から果実が落ちて潰れる。 黒い姿の君 前を通りかかると『ニャー』と鳴く。 不思議な美術館内(深海の世に飛び込んだあと) マネキン移動 通路の両端に沢山マネキンが並んでいる通路のマネキン。 後のイベント等でマネキンが出現すると、その数だけそこのマネキンが減っている。 美術館での禁止事項 イヴが悪夢から覚めた部屋に『美術館での禁止事項』の張り紙がある。 最後の禁止事項が「ここから出る事は 禁止」とあるが、2回目からは「館内で走る事は 禁止」になっている。 机の下に ギャリー操作の時に、『赤色の目』がある部屋の左の机を上から調べると、ちょっとしたイベントがある。 Mのページ [[ゲルテナ作品集]](下)の『メアリー』の項目はメアリーがいる時に調べると『ミドリのよる』になっている。 さらにギャリーがいるときは会話が追加される。 謎の空間 「絵空事の世界」から脱出した後にエリア移動をすると、絵空事の世界のエリアが消えてしまう。 (そもそも、あのスペースがあると2階の上下の通路の長さが一致しないので、あの場所が存在することがおかしい) 見逃しやすい会話イベント ギャリーが仲間入りした後に前の地点に戻ると、更なる会話イベントが発生する箇所がある。 クロアリさん かくれんぼ(不吉な絵・裸婦の絵) 嘘吐きたちの部屋 メアリーが仲間入りした後に前の地点に戻ると、更なる会話イベントが発生する箇所がある。 大人向けの本 『月夜に散る儚き想い』 たのしいかいが(『無題』の部屋の本棚) 同じ選択肢を2回選ぶと、別の台詞パターンが見られる箇所がある。 寡黙な視線(2回見つめ合う) メアリーの部屋の茨(2回引っ張ろうとする。ギャリー生存の場合のみ)
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/2141.html
歌える奴ちょっとこ…来てください 作詞/にゅる 真っ暗くら暗闇で、迷子のぼくたち 照らしてくれる灯りが欲しいんだ 生み出された言葉は、誰かの手で音になる そしてそれを歌にするのは、他でもない君だから 僕らの道を照らしてくれよ ぼくたちはその日を待って今日もまた眠るから 涙の中に明日への扉があるというなら 君の歌声が鍵になるんだろう 手を合わせ願いながら、夜が明けるのを待ってる 朝が来たらその場所へ行くから …そして光が射し込む時を ぼくたちはあのスレで待ってる 「作曲できる」で検索したあのスレで
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/65.html
0417:放送前のちょっとした出来事(前編) ◆6xc12amlNk 「……あのう、一つ聞きたいんですが」 歩けども歩けども辿り着かない目的地。 そもそも「そうだ、東に行こう!」などという発想自体が、前を歩く男―――ヤムチャの単なる思いつきに過ぎない。 今さら抗議などしても手遅れだということはわかっていた。 それでも遂に限界なのか、恨みがましい瞳で睨み、世界で最も運に見放された少年、洋一が口を開く。 「本当に……この道で正しいんですか……? さっきから道とは思えないよーなとこばっかり通ってるますけど……」 「なんだ洋一、この俺を信じてないのか?ちゃんと地図を見て確かめたんだ。 この道を真っ直ぐ行けば絶対に東京に着くハズなんだよ。間違いない」 「……………」 ヤムチャはポケットからクシャクシャの地図を取り出して洋一の前に突き出した。汚くて読めない。 洋一はため息をついて押し黙る。 ヤムチャの機嫌を損ねるのは怖かったし、会話が長引いて体力を消耗するのは避けたかった。 体調は相変わらず最悪で呼吸すら辛い状態だ。地理確認のために休憩タイムをとってくれるかも、なんて、 一縷の望みを託した問答があっけなく終わり、洋一は甘い期待をしていた自分に落ち込んだ。 「安心しろ、俺もちゃんと考えてんだ。悪いようにはしねえよ」 「………う、うん…… (……これ以上、何が悪くなるって言うんだ………もう身体中痛くて死にそうなのに………)」 洋一を追い詰めているのはこの『仲間』だけではない。 この最大級の不幸イベントを作り出した主催者チーム、彼らの定例放送である。 正午の放送では雨の降る最中、浸水による首輪の故障の危険が示唆され、洋一は震え怯えた。 いつ誤作動を起こすかわからぬ爆弾が自分の首に巻きついている恐怖。 その異常事態にも関わらず雨の中を移動しなければならない苦痛。 傘や合羽を探そうとしてもヤムチャは協力せずにさっさと先に進んでしまうし (今まで散々血や泥が付いても壊れなかったくせに、水ごときで故障するのはおかしいぜ!というのが彼の言い分だ)、 そんなわけで洋一はここまで絶えず不安を掻き立てられ、精神的にも肉体的にも疲れきっていた。 対照的にヤムチャは疲れるということを知らないのか(一体どんな人生を送ってきたんだろうか)、 出会って以降ロクに休憩も取らず元気満々で歩き続けている。 変な薬でも隠し持ってるんじゃなかろうか、洋一はそう思わずにはいられない。 痛みや疲労を消す薬があれば後でどんな副作用があってもいい。俺にくれ。そうじゃないと俺、もう死ぬ。 酷い頭痛と耳鳴りが、骨折や火傷が洋一を交互に、または一斉に責める。 たまらず立ち止まれば ヤムチャの「遅い」だの「のろま」だの、「それっ位の怪我で死ぬわけねーだろ、バカ」と罵声が飛ぶ。 もうずっとその繰り返しだった。 「おい、グズグズするな、早く来い!」 「……………」 この地獄はいつまで続くんだろう。洋一の視界が霞んだ。ぬかるみに脚をとられ歩みはますます遅くなる。 そんな自分を叱咤する声は段々遠くなった。このままでは置いていかれる。 しかし、急ごうという気力ももはや湧いてこない。 全身が石になったように重い。 ふと、洋一は自分の腕が、骨折した部分が異様な色に染まり膨らんでいることに気付く。 傷口からはとんでもない異臭がし、思わず目を背けた。 (死ぬ……このままじゃ死ぬ……死んじゃうぅ……) 自分は一体何を期待していたんだろう。 死にたくない一心で仲間にして下さいと頼んだのに、このままでは間違いなく、 『殺される』 ただ暴行を受けて殺されるのではない、疲労と苦痛の末に野垂れ死にさせられるのだ。 そもそも仲間になれたからといって安心したのが大きな間違いだったのだ。 いくら相手に殺意がなくとも(いや、このオッサン参加者減らすとかわめいてるけどね)、 この怪我を放置したまま強制行軍すればどうなるかなんて、結果は目に見えているじゃないか。 倒れたら終わり。参加者減らしに情熱を燃やす人間が自分を介抱するとは思えないし、 ラッキーマンの話だって信じているのか疑わしい。 助かるにはどうすれば。洋一は考えた。この地獄から抜け出す方法を。 もー歩けません、休憩お願いしますと正直に頼んでみるか? しかしたかだか10分20分の休憩で、この怪我が跡形もなく治って疲労もどこかに消し飛んで、 は~~ありがとうございました、もうバリバリですよ、これからはこの洋一に任して下さい。 なんて展開は絶対にありえない。中途半端に休めば二度と起き上がれなくなる気がする。 (ミジメだ……) 洋一は心底そう思った。 生きていて何千回と自分の運の無さに泣いてきたけれど、この一連の出来事は度を越えている。 行動の全てが裏目に出て酷い結果だけが残された。自分は死や不幸を撒き散らす疫病神なのか。 だとしたら…… これが潮時なのかもしれない。とうとう覚悟するべき時がやって来たのだ。 洋一が暗澹たる最悪の気分で死を考えていたとき、ヤムチャの能天気な声が降って来た。 「ま、なんだかんだ言ってアレからヤバイ敵に遭遇するわけでもなかったし、 お前の不幸とやらも口ほどにもないよな」 (…………………) その言葉を聞いた瞬間、憤りやら怒りやら憎しみやら悲しみやら、 その他言い表せない感情の渦が幾つも洋一の心に渦巻いたけれど、 反論するだけの気力は心の中にもう残っていなかった。 機嫌を損ねたくないという打算があったわけでもない。 何もしたくない、という虚しさが一番大きかったのだ。 以前、洋一は一度だけ死んだことがある。冗談みたいな話だが実話だ。 むしろ、それまで死ななかった事の方が不思議だ。 とにかく交通事故で昇天した自分はラッキーマンと出会い生き返った。 それを考えれば死は幸運の象徴だろう。 そうでも思わなければ――――気が狂う。 あと数時間、いや、数分歩き続ければ自分は死ぬのだから。 ああ、いつの間にか眠るように死ねたら楽だな。洋一は心底そう思った。 あと少しでこんな痛んだ厄介な肉体を捨てて、自由な魂だけの存在になれる。 苦しいのは今だけ。痛いのは今だけ。涙が出るのも今だけだ。今さえ堪えれば楽になれる。 そう思えばまだ歩ける。 殺されるのが恐ろしくてした、ヤムチャへの決死の命乞い。 思えばあれが苦痛の元凶だ。おかげで余計な苦痛が長引いたのだ。 こんな、こんな無神経な男に頭なんか下げるんじゃなかった。畜生。なにが地球人最強の男だ。 背中に亀なんて書きやがって。 無性にヤムチャが憎らしくなってきたが、洋一は黙ってのろのろと歩き続けた。 (ここにデスノートがあればなぁ……いや、でも) もしも一つだけ願いが叶うなら、目の前の無神経な男の死なんて欲しくはない。ただ帰りたい。 元の世界でも不運なのは変わらないけど、同じ不運なら好きな女の子や両親のいるあの場所がいい。 敵がいくら出てきたって毎日出てきたって構わない。あの世界ならラッキーマンになれるし仲間もいる。 (でも駄目なんだ……帰れないんだ………だって俺不幸じゃん……不可能じゃん……) 鬱々たる想いが加速し、洋一の目の前はぐちゃぐちゃに揺れた。 死のう。 足掻けば醜態を晒すだけ。ケンシロウの時にように恩を仇で返すだけ。 だいたい今回のフリー…なんとかザ様だって自分の不運が呼び寄せたのではないか? 全ての元凶は自分で、他の参加者はみんな自分のとばっちりを受けただけではないのか? 洋一は呻く。これから先、万が一の確率で生き延びて香に再会できたとしても、自分の不運は彼女を殺す。 それは自分を見捨てたLだろうが変わらないだろう。 ましてや自分は人殺しを手伝おうとしているのだ。 いくら必死こいて隠したって物凄いスピードで皆にバレて軽蔑されて……また捨てられる。 自分の望みなんて望んだその瞬間に、間逆の方向で叶えられてしまうのだ。 死のう。死のう。死のう。うん、どう考えたって死んだ方が特だ。 死ぬときくらい潔く死んだっていいじゃないか。 怖くなんかない。この痛みから介抱されるんだ………良いことだらけじゃないか……… 怖くない。怖くないぞ。 洋一の目から涙が、鼻から鼻水がこぼれる。なんでこんなに胸が締め付けられるんだろう。 こわくない。こわくない。いいことなんだ。悲しくなんてない。 しななきゃ。しななきゃ。しななきゃ。しななきゃ。 瓦礫につまずき、洋一は転んだ。鈍い衝撃が全身を貫き、意識が遠くなった。 洋一は薄れていく意識の中でヤムチャの足音が遠ざかっていくのを聞き、なぜだか無性に寂しく思った。 (………うー……やっぱ、嫌だぁ………) 洋一の意識は途切れた。 ―――― 昼の放送が流れてからヤムチャは上機嫌だった。 厄介なブチャラティの死と、サクラの生存を知ったからだ。 あの目から光線を出した変なオヤジから彼女は無事に逃げられたらしい。 考えてみれば、あの時の自分は酷かった。 いくら後で生き返らせてやれるという裏事情があるにしろ、 仲間を見捨てて逃げるなんて我ながらカッコ悪いことをしたものだと、ヤムチャはその点だけは素直に反省した。 このまま東を目指せば東京。そして東海、近畿、四国、中国、九州と続く。 (……そういやぁ、斗貴子は名古屋城に行くとか言ってたっけ…… でも約束の時間はとっくに過ぎちまってるし、今更行ってもいるわけがないな。 洋一の話じゃケンシロウって奴も怪我人で、そこまで行ける身体じゃねーみたいだし、向かったって無駄だよな。 えーと、確か……名古屋城の次は東京に向かうって話だっけ?……うーん、うまく思い出せねえな。 ここにサクラがいたら聞けるんだがなー。 ……あいつメチャクチャ記憶力いいし……ん~~。 ………兵庫、兵庫……だったかな。サクラの仲間がいるって場所は) 斗貴子のいる可能性が高いのは東京である。ヤムチャはただ闇雲に東を目指していたわけではないのだ。 けして後付設定ではない。たまたま向かってる途中で思い出しただけだよ。 バスケットボールのお導きは正しかった。 しかし、ヤムチャは斗貴子を探そうとは考えていなかった。 味方がいればそれだけ悟空探しが楽になるが、それでは面目が立たないような気がしたのだ。 その理由は名誉挽回……いや、罪滅ぼし。この場合どんな言葉が当てはまるか知らないが、 仲間(サクラ)を置き去りにしてみっともなく逃走してしまった事実を覆すような活躍を見せなければならぬと、 ヤムチャは勝手にいきり立っていた。 今頃、自分に対して怒り狂っているであろうサクラを想像し、ヤムチャは身震いした。 彼女の拳骨は痛いのだ。とにかく挽回だ。 二死満塁逆転サヨナラホームランのような大活躍を見せれば、彼女だって自分を少しは見直すだろう。 そのためには悟空。 計画に必要不可欠な人材であり、ヤムチャの最も信頼できる友人を見つけなければならない。 一度は合流できるチャンスを逃し、いまだ彼の行方は知れない。 あの時、なぜ悟空は自分を素通りして行ってしまったのだろうか? きっと戦いに夢中になりすぎて気が付かなかったのだろう。 そうだろう、そうに違いない。でなけりゃ説明がつかない。 とにかく悟空が仲間になれば全ては好転する。ヤムチャはそう信じきっていた。 (よしっ、今行くぜ、悟空!) そう結論をつけてから、ふと、ヤムチャは後ろの少年のことを思い出した。 あまりにフラフラなので頻繁に振り向いては気に掛けていたが、そういえば何十分か、思案に熱中して存在すら忘れていた。 貧相な顔つきに貧弱そのものの身体。おまけにあちこち怪我をして亀のような歩みである。 それでも大して文句も言わずについて来るところが、ヤムチャは少し気に入っていた。 泣き虫だが中々根性のある奴じゃないか、今度亀仙流の戦い方でも教えてやるかな。ふふん。 長い間タフな仲間に囲まれ、化け物相手に戦ってきたヤムチャは一般の人間の耐久力というものを完全に失念していた。 このデリカシーの不足がブルマにふられた要因の一つかもしれない。 とにかく再び振り向いたら洋一は消えており、さては逃げやがったなあいつ、と慌てて来た道を戻ったら、 倒れて道と一体化した洋一を踏んずけた。 ―――― 数十分後、道の真ん中で、仁王立ちのヤムチャと土下座する洋一がいた。 「……まったく、その程度の怪我で倒れるなんて情けない奴だぜ。なんで黙ってたんだ?」 「……ご、ごめんなさいぃ~~……ぞ、ぞんなごど言ったら、こ、殺されちゃうと思ったんですぅ~! 後で必ず、必ず役に立ちますから、こっこっこっ……こっ、殺ぉざないでぐだざい……! やっば、やっばり俺っ、じにだぐないんでずぅ~~~……!」 「ばっ、馬鹿野郎! 俺がそんなことくらいで人殺しする小さい男だと思うかッ!?」 「ひぃぃ~~、ごべんなざい、ごべんなざい許じでぇ~!」 洋一は殴られると思い、咄嗟に頭を守り丸くなった。ギュッと目を硬く閉じ、恐怖から少しでも逃れようとした。 しかし、いつまでたっても拳は来ない。 恐る恐る目を開けると、呆れ顔のヤムチャがじぃっと洋一を見下ろしていた。 「………まあいい。疲れたならもっと早く言え。ほら」 くるっ、とヤムチャが洋一に背を向け屈んでいる。 「………(な、なんだ、なんのポーズ?こ、これ、なんかの必殺技? ひょ、ひょっとして、背中からビーム出して俺を殺すの?)」 「なにしてんだ、早く乗れよ」 「……ええっ!?」 「お前の鈍足に合わせたら何時間かかるかわからねーからな、運んでやるっつってんだよ。早く乗れって」 「………」 (こ、この人って、実は本当にお人好しなの……? いや、でも、殺人計画とか立ててるし……ゆ、油断しちゃ駄目だ……! 自分の不幸を甘く考えたら駄目だ、とにかく、何でも言うとおりにして機嫌を損ねないようにしないと……! ……うう……情けねーけど、やっぱ死ぬのは怖えーよぉ………) ヤムチャは洋一を背負ったまま、風のような速さで走った。 風圧に耐えながら再び洋一は考える。この人はいったい何なんだろう、と。 参加者減らしが目的のくせに、役に立つどころかまともに動けもしない人間を背負っている。 支離滅裂だ。ラッキーマンのことを本気で信じてるのだろうか? だとしたらほんの少し延命できるかも。洋一は少しだけ期待した。 が、他の参加者と出会った時の囮とか人質とか、物騒な作戦の材料に使われる可能性もある。期待は打ち切るに越したことはない。 (ま、この人が良い人でも悪い人でも、オレは恩を仇で返すことしかできないんだけどさ。 ……ラッキーマンに変身しない限り……はは、ここでラッキーマンになったらどうなるんだろ…… 皆、勝手に改心したり自滅したりするのかな………) しかし、如何せん目指す目的地までの距離は長く、ヤムチャの背中はお世辞にも乗り心地が良いとは言えなかった。 一時間ほど走ったところで事件(というほどのものでもない)は起きた。 ただでさえ最悪に近い体調の洋一に耐えられる「揺れ」ではなかったのである。 洋一の顔色が蒼白からドドメ色に変化し、全身がぷるぷる震え始めた。 しかし走ることに夢中になっているヤムチャは気がつかない。 むしろ俺はなんて良い奴なんだと己の善行に陶酔している節もちょっとあった。 雨は上がったし邪魔者は消えた。良い事尽くしだと上機嫌で浮かれていた。 「……ごふっ、ぶっ…………うおええええええぇぇ~~~~!!」 「ギィャアアアアアアアッ!!!」 突然、ヤムチャの首筋に生暖かく、非常に嫌な感じの粘液が大量に降り注いだ。 前日から何も食っていない洋一の胃の腑は当然空っぽである。では何が出たかというと、飲み込んだ食べ物を溶かすアレである。 形容するのも嫌な酸っぱい粘液が首から背を伝い、腰、尻、腿と、星の重力に従って、 ヤムチャのマル亀と書かれた道着を侵食していく。たまらずヤムチャは叫んだ。 「よ、よ、よっ、洋一ッ、テメェッ!!ひ、人の背中にっ…… 信じられねぇーー!!テメっ、今すぐ降りろっ!すぐ落ちろ!!」 「ぶべっ……おぷ、ぐ、むぐ……(やめで……揺すらないで……だ、第2弾が……あ。第3弾が……) ぶふげえっ!!」 「ぎィやあアアアアアアアッ!!やめて、すまん!俺が悪かったッ!!もう勘弁してくれぇぇ!!」 ――――食事中の方々、大変失礼いたしました。地獄絵図が終了するまでしばらくお待ち下さい―――― またもや数十分後、例の2人は道のど真ん中でさっきとは違うポーズで対峙していた。 ヤムチャの足元には異臭漂うマル亀道着。 そして当の本人は異臭の元凶である汚物を洗い流そうと、貴重な水を勿体つけて使っていた。 それを横たわったまま絶望の表情で見つめる洋一。 「あーー、クッソ……! 臭いが全然とれねーぞ。どっかここら辺に湖か川はないのかよ」 「………ず、ずいまぜん……ごべんだざいぃ……ころざないで………」 「あーもういい!!クセーから俺に近寄るな!………はーあ、ついてねーな。ついてねーよ!」 衣服は下着を除いて全滅。いや、正直に言えば下着すら臭いを放っているが、 これを脱いでしまえば、これから出会うであろう他人に与える第一印象が最悪のものになるとみて間違いない。 いかに臭いといえども最後の良心まで脱ぎ捨てるわけにはいかなかった。それ位の分別はある。 「あーー、風呂に入りてーなー……クソッ…………おい、洋一、飯にするぞ」 「ええええッ!?なんでぞーなるのー!!?」 言った瞬間ジロリと睨みつけられ竦む洋一。怒っている、いや、ここまでされて怒らない方がおかしいのだが。 だが、ヤムチャは長いため息をついただけで洋一を殴りはしなかった。 「……気分転換だ。言っとくがな、オレは今非常に気分が悪い……身体が汚れて風呂は駄目。 それなら飯しかないだろうがっ!!」 「ひいぃっ!お、おっしゃるとーりですっ!」 「…………」 平伏する洋一を見てヤムチャはまた長いため息をついた。 「……ムカつくがお前を叱ったって仕方ないからな。 なんかお前を見てると怒りと同情が同時に湧き上がって無性に妙な気分になるんだよ。 その徹底的にヘたれた態度、何をやっても駄目な方に転ぶ運の無さ。 まるで暗黒期のオレを見ているようでな。 ……おっと、勘違いするなよ?オレはお前と違って気持ちは常に前向きだった(ハズだ)。 ま、お前だって自信を持てばきっと変わる。だから情けない顔で泣くのは止めろ。 少しでも罪悪感があるなら肉を全部オレに寄越せ」 「………はぃ(……そんなこと言われたって……食欲なんかでねーよ……)。」 地面にへたり込んだまま、洋一は眠ってしまいたかったが、目の前の男は許してくれそうにない。 ゲ●の臭いに囲まれた状況でよく食欲が湧くものだと(そして、その原因を作った自分に対する自己嫌悪に浸りつつ)、 猛烈にげんなりした。 カプセルから出てきた食料はカレーパン。 袋には「激辛爆発地獄巡り勇気ハバネロ100%」と目を背けたくなるような煽り文句が印刷されている。 どうしてコンビニは特定の人しか喜ばない新商品を毎回のように売りだすんだろう――― そんな事を頭の片隅で考えながら、この目の前の危険物をどう腹に収めようか、洋一は呆然としていた。 鼻に酷い怪我を負い、空腹状態にある洋一にとって刺激物の摂取は致命傷である。 まず油と香辛料を含んだ皮を剥ぐ。次に中心部、辛味の元凶たるカレーを捨てる。 そして、そのカレーを囲んでいた生地も当然のごとく辛味が沁み込んでいるからこれも取り除く。 「…………食う……ところが……ねー…………」 結局、洋一の胃に入ったのは鼻を突き刺す刺激臭だけであった。 隣であっという間に乾パンを食べ終えたヤムチャが欠伸をしている。 「あー、乾パンなんてシンプルな飯は飽きたぜ。また焼き魚が食いてぇなー」 「………」 ひとこと言えば交換してくれたかもしれないのに。 洋一はカレーを取り除くことに腐心するあまり彼の存在を忘れていた。 よくわからない敗北感に包まれて洋一はそのまま寝込んだ。 「放送前のちょっとした出来事」 (中編)
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/29.html
俺が拓ちゃんに電話すると、拓ちゃんはやっぱり酒を飲んでた。とりあえず話があると伝えると近所の焼き鳥屋に来てくれと言われた。焼き鳥屋に着くと、拓ちゃんと竜が飲んでた。久しぶりに会ったけどこいつらはやっぱり変わってなかった。すごくいい奴だった。拓ちゃんも竜も最近の俺達の動きをわかってた。拓ちゃんは俺に言った。 「俺の事、やりにきたんだろ。」 俺が答えに戸惑うと、 「ちょっと飲んでからにしよーぜ。逃げも隠れもしないから。」 と笑いながら言った。 酒の味は全然わからなかったけどとにかく俺達は話した。 いままでの事や、高校の事。こんなに笑ったのは久しぶりだった。 でも楽しい時間は続かない。連絡用のベルに、拓ちゃんの兄ちゃんを潰しに行った奴から、終わったって連絡がきた。 拓ちゃんは全部わかったみたいで、 「そろそろ行くか。」 と悲しそうに言った。 場所は近くの神社。 拓ちゃんは俺に言った。 「お前が大切にしなきゃならないのは、昔の仲間じゃなくて今の仲間だ。そう思うなら手なんか抜くな。ちゃんと俺を潰せ。あの頃からどんだけ変わったか見せてみろ。」拓ちゃんは酔っ払ってたけど、いままで聞いたどんなありがたい話なんかよりずっと胸に刺さった。涙が出てきた。 竜が言った。 「全部終わったらまた飲みに行こう。こんどはお前のおごりでな(笑)」 倒れてる二人を置いて泣きながら焼き鳥屋まで歩いた。 焼き鳥屋には信義と真也が待ってた。 二人は何も言わずに俺に酒を渡してきた。 口の中は切れててちょっとしみるけど、三人で回し飲みしながら帰った。 止まるな、真っ直ぐ行け。 拓ちゃんが言った言葉がいまでも胸に残ってる。
https://w.atwiki.jp/nikogimoviemake/pages/54.html
PVC(ポリ塩化ビニル)のちょっとした話 技術部養成講座でラバーストラップを作る動画がうpされていたんだけど、PVCについてよくわからないとの事だったので自分が知ってる範囲でまとめてみた。 PVC(ポリ塩化ビニル)について PVC(ポリ塩化ビニル)とはプラスチックの一種で建築用材などによく使われている。 また『フタル酸エステル類』を混合して柔軟性を出したものは『デスクマット』や『人工皮革』などに使用される。 ポリマークレイ PVCに『フタル酸エステル』を混ぜると柔軟性が出るが、混合の条件によって粘土状に柔らかくなり、またそれをオーブンなどで熱すると固まる性質がある。 このように粘土状になったPVCは『オーブン粘土』『樹脂粘土』『ポリマークレイ』などと呼ばれて販売されており、フィギュアの原型などの作成に使われている。 また『ラバースカルピー』などのポリマークレイは熱するとゴム状に固まる性質があるため、アクションフィギュアなどに使用されることがある。 塗装については『アクリル、エナメル、ラッカー』などの塗料が使用可能とされているが、『ラバースカルピー』などの場合、変形の際に塗装が割れてしまうことがあるため、『Vカラー』や『ソフビカラー』などの専用の塗料や『アクリルガッシュ』などを使用することになる。 また接着については『セメダイン スーパーXゴールド』などの『弾性接着剤』などが使用される。 このポリマークレイはダイソーなどで販売しているほか、プロ仕様のアメリカ製『スカルピー』などが有名。 ====================================================================================================== 参考記事 スカルピーとは - はてなキーワード ダイセルファインケム ホビー用品 株式会社ナガシマ » ソフビカラー 作業場通信 軟質パーツの作成 -- アクションフィギュア改造、リペイント|figmaやリボなど --AFガレージ 軟質パーツの塗装 アクションフィギュア改造、リペイント|figmaやリボなど --AFガレージ ======================================================================================================
https://w.atwiki.jp/raigaevent/pages/5.html
夏の五大イベント その2 CollectionItems【ver1.6.2】 アイテムをどれだけ集められるかを競うイベントです。 ルール 行動は自由です。(常識はわきまえて) 既定のチェストに入っているアイテムをカウントします。 制限時間は1時間です。 終了とともにTPされますので結果発表までお待ちください。 pointとなるItem一覧 アイテム ポイント 石炭 1 鉄 2 エメラルド 3 金 3 ダイヤモンド 5 サドル 8 TNT付きトロッコ 4 金リンゴ 7 金リンゴ(強化) pointx2 ケーキ 10
https://w.atwiki.jp/raigaevent/pages/8.html
夏の五大イベント その5 サバイバルPvP【ver1.6.2】 サバイバル生活でPvPをしていくイベントです。 ルール フィールドは当日ランダムに生成されるものなのでSeed値などは公表されません。 サバイバルモードです。 1回は復活できますが2回目以降は牢獄行きです。 ゲーム中ログアウトの場合、1分以内に戻らない場合は棄権とみなします。 ネザー、エンドには行ってはいけません。 TNTの使用はOK
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/48.html
フルボッコにされてボロボロの俺と格さん。上には上がいることを思い知った。折れた鼻と風通しのよくなった前歯が少し悲しかった。 地元に帰るとコンビニのベンチの前に一平が正座してる。どーやら裁判が開かれているらしい。 仲間達はフルボッコの二人の顔みて、どーしたんだとかいろいろ聞かれたけど、答えるだけの元気が今の俺達にはない。俺は歯医者に行きたかった。 トオルが俺に聞いてきた。 「コイツどーする?」 俺はちょっと考えた。 俺を置いて逃げたのとかは正直どーでもいい。捕まらなかったし。 だけどここで甘やかしたらきっとコイツはこれから何かあったら逃げる事を覚えちまう。どーする。 「お前はどーしたいんだよ。これからチーム続けてくんならこんな事きっと何回もある。そのたびに逃げ続けんのか?そんな人生クソじゃねーか。」 一平はうつ向いたままだ。 「そんな自分が嫌いで、変わりたいから俺達と一緒にいるんじゃねーか。」 めずらしく信義がキレた。 殴りかかろうとした信義を真也が止めた。 俺は一平に聞いてみた。 「もーやめるか?」 正直俺を置いて逃げたのとかはどーでもいい。ただ、ここで甘やかしたらきっとコイツはこれから何かあったらすぐに逃げればいいと考えちまう。一緒にやってきた仲間としてケジメはちゃんとつけさせてやりたかった。 「まだみんなと一緒にやりたい。」 一平は消えそうな声で答えた。 「それならしばらくケツモチは一平がやれ。それでチャラだ。」 格さんが言った。 一平はうなずいた。 この時になんで止めなかったんだろうと俺は今でも本当に後悔してる。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/9007.html
このページはこちらに移転しました 作曲できる奴ちょっとこい 作詞/PK 足跡を辿り歩いて行く あなたの背中を追いかけて 心地よいリズムを 灼熱のフレーズを 快感の歌声を 薄れる足跡 風にさらわれ 砂塵に消えても 受け継がれる魂 楽しめるハート 探りあう胸の内 作曲できる奴ちょっとこい 新人も現役も御隠居も 作曲できる奴ちょっとこい 奇才も天才も凡才の奴も きっと歌は受け継がれる いつまでもいつまでも